美術講座のご報告
第十九回「ラファエロ没後500年記念講座」
-若きラファエロのこころみ-
2月15日(土) 多摩美術大学 松浦弘明教授
ラファエロ・サンツィオは、15世紀末にイタリア中部ウルビーノに生まれ、14才頃にペルージャのペルジーノの工房に弟子入りした。
彼の初期の作品は、師のペルジーノ(ペルージャの人の意で本名ピエトロ・ヴァンヌッチ)から、美しい色彩や優美な人物の描写を習得していることがよくわかる。
ペルジーノとラファエロの作品を並べて、師からの影響の強い初期の作品のお話を伺いました。

1501~1502年頃の作品
『聖セバスティアヌス』
ベルガモ アカデミア・カッラーラ美術館

ペルジーノ 『マグダラのマりア』

1502~1503年の作品
『モンドの磔刑図』(283.3×167.3cm)
ロンドン ナショナル・ギャラリー

ペルジーノ 『キリストの昇天』

1504年頃
『マリアの婚約』(170×117cm)
油彩・画布
ミラノ ブレラ美術館

ルジーノ 『聖母の結婚』
次回は、2020年5月16日(土)の予定です。
ラファエロ没後 500 年記念講座
-レオナルド・ダ・ヴィンチからの影響-

1501~1502年頃の作品
『聖セバスティアヌス』
ベルガモ アカデミア・カッラーラ美術館

ペルジーノ 『マグダラのマりア』

1502~1503年の作品
『モンドの磔刑図』(283.3×167.3cm)
ロンドン ナショナル・ギャラリー

ペルジーノ 『キリストの昇天』

1504年頃
『マリアの婚約』(170×117cm)
油彩・画布
ミラノ ブレラ美術館

ルジーノ 『聖母の結婚』