美術講座のご報告

第十五回「ルネサンス美術講座」
―ボッティチェリとシスティーナ礼拝堂 Ⅰ―
     2月16日(土) 多摩美術大学 松浦弘明教授

 ローマのシスティーナ礼拝堂の内部装飾は三層構造になっていて、その中のもっとも重要な中層の連作の装飾に参加したボッティチェリは、 左側の壁6枚のモーセ伝連作のうち「モーセの試練」と「モーセへの反逆」右側の壁 6枚のキリスト伝連作のうち「キリストへの試練」と3枚の絵を描いています。 今回は、前回の続きとして「モーセの試練」をより詳しく伺いました。
 生涯のほとんどをフィレンツェで過ごしたボッティチェリがローマのシスティーナ礼拝堂の装飾の依頼を受けた経緯を、教皇シクストゥス4世とメディチ家との抗争の歴史から教えていただき、 さらに旧約聖書のモーセと新約聖書のキリストと聖書の説明を受け、絵が描かれた背景と内容を分かりやすく説明してくださって、システィーナ礼拝堂に今すぐにでも行って確かめたい気持ちになりました。


現在のシスティーナ礼拝堂




ボッティチェリ 「モーセの試練」

次回は、2019年5月25日(土)14:00~ 「ボッティチェリとシスティーナ礼拝堂 Ⅱ」 それ以後は、7月27日(土)の他、2回(日時未定)開催予定です。