美術講座のご報告

 9月15日(土)、多摩美術大学教授 松浦弘明先生による第十四回「ルネサンス美術講座」が開かれました。

-教皇シクストゥス4世とロレンツォ・デ・メディチとの関係―
当時のフィレンツェは、教皇シクストゥス4世の教皇国側とメディチ家との争いの場になっていたという歴史から始まりました。 メディチ家側が残り、その頃描かれた3点は、メディチ家の人間がモデルになっています。


1475 ウフィツィ美術館


1475 ウフィツィ美術館


1478 ワシントン ナショナル・ギャラリー・オブ・アート

 そしてその後、当時教皇が建造していた大聖堂(システィーナ礼拝堂)に、メディチ家が フィレンツェから画家を送り込んだと考えられ、「モーセの試練」は、教皇庁とフィレンツェ共和国の和解がテーマになっていて、1 つの絵の中に 7 つの出来事が描かれ、モーセは7 回登場していることなどご説明くださいました。



なお、次回は2019年2月16日(土)14:00からです。ボッティチェリの3回目になります。