美術講座のご報告

 6月30日(土)、多摩美術大学教授 松浦弘明先生による第十三回「ルネサンス美術講座」が開かれました。 今回は、ボッティチェリ(本名アレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ)でした。 ボッティチェリとは兄が太っていたことからついたあだ名「小さな樽」だそうです。
 15世紀末のボッティチェリ初期の作品3点の説明をしてくださいました。

「剛毅」 → フィレンツェの商業裁判所が発注した七枚「七元徳」―「知恵」「剛毅」「節制」「正義」「信仰」「希望」「愛」「節制」のうちの一つを担当。 擬人化して女性の姿で描かれることが多かったそうです。

「聖アウグスティヌス」 → 代表的な聖人像作品のひとつ。 ボッティチェリが所属するオニサンティ教会のために制作し、当初は主祭壇の右側にかけられていた。

「受胎告知」 → サン・マルティーノ・アッラ・スカーラ病院のために制作。 絵の交点をどこに集めるかなどの画法、マリアの家の構図などについての説明をしていただきました。

   
「剛毅」 「聖アウグスティヌス」
ウフィツィ美術館 オニサンティ聖堂


サン・マルティーノ・アッラ・スカーラの受胎告知
ウフィツィ美術館


次回は、9月15日(土)14:00より「ボッティチェリとメディチ家」の予定です。

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