美術講演会のご報告

 12月6日(土)、多摩美術大学教授 松浦弘明先生による「ルネサンス美術」の講演会が終了しました。 参加者41名で、今回も初めての方にもわかりやすいようにと、これまでの説明から始まり、映像を多く使った講演でした。

第七回 初期ルネサンス絵画の展開
   ―1450年前後のカスターニョとピエロ・デッラ・フランチェスカー
 15世紀半ばにフィレンツェでマザッチョの影響を受けて活躍した2人の画家について伺いました。 (マザッチョは、実在の人物をモデルに、遠近法を使用し、光源を統一し、とルネサンス初期の革新的な画家) カスターニョはフィレンツェで、フランチェスカは故郷アレッツオ近郊で活躍。 カスターニョは写実的な画風、フランチェスコは数学的な構図の画風、という違いの説明も受けました。
<アンドレア・デル・カスターニョ>
    
   キリストの礫刑                 最後の晩餐
 サンタ・マリア・ヌオーヴァ病院         サンタポローニャ修道院

<ピエロ・デッラ・フランチェスカ>

  キリストの洗礼
 ロンドンナショナルギャラリー

 次回は、今回時間がなくて説明をしていただけなかったピエロ、デッラ・フランチェスカの「キリストのむち打ち」から伺うことになってます。
 なお、婦人子供会館は、平成27年4月から約一年の予定で、改築改修工事をいたしますので美術講座の次回開催予定日は、未定です。 決まり次第、ご報告させていただきます。

第一回(平成23年12月) 中世からルネサンスへーフィレンツェの「玉座の聖母子」像の変遷
第二回(平成24年6月) ルネサンス美術の起源―ジョットからピエトロ・ロレンツェッティへ
第三回(平成24年12月) アッシジー聖フランチェスコとサン・フランチェスコ聖堂
第四回(平成25年7月) 初期ルネサンスの始まり(1)~15世紀初頭の動向~
第五回(平成25年12月) 初期ルネサンスの始まり(2)~マザッチョの革新
第六回(平成26年6月) 初期ルネサンス絵画の展開
  
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